映画「不機嫌な赤いバラ」この時代のニコラス・ケイジが大好物(ネタバレなし感想)

オススメ度7/10(10点満点)

よしーろ

主演の二人に大満足。隠れた傑作?

目次

超ざっくりストーリー

元大統領夫人テスとその警護担当ダグが、反発しあいながらも徐々に心を開いていく様子を描いた話

キャスト/役名

シャーリー・マクレーン(テス・カーライル)/ニコラス・ケイジ(ダグ・チェズニック)/他

監督

ヒュー・ウィルソン

時間

96分

感想

とにかく台詞と演出が秀逸

オープニングの時点では、観てるこっちには分からない、
何かの任務が終わったダグからスタート。

元の職場に戻って満面の笑みが浮かび、上司に次はもっといい仕事を期待しているが、
何故か大統領からの直々の電話で、
もと任務にイヤイヤモード全開で復帰。

この時点でもどんな奴の護衛なのか全く説明が無いから、
何となく「面倒くさい相手なんだな。」と分からせる演出は素晴らしい。

その後、やっとお出ましかと思ったら呼ばれてちょっとでも来なければ、
警報鳴らして呼びつけたり、気温3℃の中ゴルフに行くとか言ったり、
何かあれば大統領に電話する
一歩間違えると相当ヤバイ奴な、やりたい放題の元大統領夫人テス。

モロモロめっちゃ面倒くさい相手やんけ

と、序盤から強烈な印象を植え付けます。

そっからダグと夫人のギスギスモード全開。
なんやかんやで話は進みとあるガソリンスタンドで
急に「チョコバーを買ってきて」と言い出す夫人。

要求に渋々買いに行くと

運転手を脅してどっかに逃走。

流石に警護として大失態なので、地元警察に連絡するダグ。

そこで、警察から「また?」の台詞。

ああ、一回目じゃないのね。と台詞だけで観客に分からせる、

よしーろ

無駄な演出全て削ってます感がパネェ

夫人のキャラを見せてからの、極力最小限しか説明しないこのやりとりは何かいいんです。
こういった演出とか台詞回しとか最近観ないから、

改めて観るとすごいな。と。

その他、全く説明がされない
「なぜテスはダグを護衛にしているのか」
を分からせるビデオ鑑賞シーンは、本当に素晴らしいい。
からの終盤ヘリコプターのシーンとかエンディングの掛け合い良い。

でも一番熱いのは「病室の尋問シーン」

涙無くして観れませんから

ストーリーは突然に

初めは険悪なムードの二人も夫人のビデオ鑑賞シーン後、
お互いの距離が近づき始めます。

大統領が来る予定だったイベントで大喜びだったテスですが、
実際には大統領が来れなくなったことを知り、
表面上は気にしないと強がっています。

そんな内心凹んでいたテスが護衛はダグだけにしてと、
まるで「ハウルの動く城のソフィー」みたいに湖畔でティータイムを過ごします。

よしーろ

本気で美しいシーン

そのままテスはうっかり眠ってしまいますが、

ダグがお姫様抱っこで車に運び、

残った椅子をダグが取りに行ったら車が猛ダッシュ。

夫人がまた逃走。

おいおい。めっちゃいいシーンの後に、

また、かよ!

と、思っていたらまさかの誘拐劇に発展。
一気に緊迫したサスペンスモードに大変身。

その後、行方不明だった車と運転手が見つかり、
ダグの本拠地ワシントンをも巻き込んだ事件発展していきます。

その後の結果は、ぜひアナタの目でお確かめください。

まとめ

スマホもネットも無い古い時代の映画ですが、
今でも全然楽しめるっていうか、

映画って面白い!

って思わせるパワーがあります。

しかも、2時間切ってます。

まあ、元大統領夫人のキャラが素晴らしい事もありますが、
弱ってる(困ってる?)ケイジはやっぱりいいです。

台詞回しといい演出や脇役のキャラなど、
見た目以上に作り込まれている感じがたまらない。

唯一、「誘拐の犯人」は絶対に分からないっていうか、

がーん。

伏線無くない?

ってのが気になるぐらいです。

全体的に面白いんでいいんですが(笑)

今日もいい映画、ごちそうさまでした!

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