オススメ度8/10（１０点満点）
よしーろいやいや。全然つまらなくない。
面白い！
超ざっくりストーリー
前作で全てを終わらせたネオが、なぜかゲームクリエイターとしてマトリックスを作った張本人としている世界。精神的に安定しないせいだと思って通院しているものの、様々な違和感から再びマトリックスに入ってしまう話。
キャスト/役名
キアヌ・リーブス（トーマス・A・アンダーソン / ネオ）/キャリー＝アン・モス（ティファニー/トリニティー）/ヤーヤ・アブドゥル＝マティーン2世（モーフィアス）/ジョナサン・グロフ（スミス）他
監督
ラナ・ウォシャウスキー
時間
148分
感想
全シリーズを振り返るような見事な構成
さて18年ぶりのマトリックスは、どうだ？
と意気込んで鑑賞しましたが
最高
序盤から「あれ？どっかで観たけどなんか違う」感が漂い
観てるこっちも一気にマトリックスの世界へ引き込まれる展開。
気が付けば過去のマトリックスはアンダーソン君が作ったゲーム世界と化してる。
話の筋としてあっていると思えばあってるので、
あれ？前作は本当にゲームだったのか？
と観てるこっちもわけわからない。
所々で挿入される過去作からのシーンや、ときおり歳を取った謎映像もチラつき、
違和感がたっぷりで妙な緊張感が気持ちいい。
結果としてはやはり
赤い薬を飲んで本当の世界があきらかになるマトリックス1の展開につながっていきますが、
そこまでの演出と構成は流石の一言。
平たく言うとデジャビュ。
パワーダウン？ネオのパワー
前作までの無双感はナリを潜めて弱体化のネオ。
昔を取り戻すべく再びモーフィアスと謎の小屋で戦う所は、
昔より動きのキレが良くない？キアヌ。
キャラは弱体化だけど演じる本人はキレッキレと
これまた変な違和感が気持ちいい。
そして何故か今作のネオは波動？バリア？を飛ばしまくるのが謎。
前作までの「弾丸を避けるまでもない」と言われたパワーは、
もう無いという演出なのでしょうか。
その代りと言っては何ですが、新キャスト達はアクションバリバリ。
中でも新幹線での戦闘シーンは、「映画の変な日本描写ファン」としては
涙もの。
こんな新幹線ないだろっ！
と楽しくツッコめて只々最高です。
そして伝説へ
アンダーソン君も再びマトリックスに繋がれていたと思ったら、
その近くでトリニティーも繋がれてる
あくまで個人の感想です設定緩くない？
とツッコミたくなるものの、やはりこの二人が居ないと始まらない。
トリニティー救出大作戦も繊細な難しい作戦のように語られるものの
観た感じそんなに苦労してないような感じがしないでも無いが
めでたしめでたし
なんやかんや最後二人そろってラスボスに向かっていきますが、
今回の救世主はまさかの
〇リニティー？
想像していたよりもハッピーエンドだな。と思ってたら
これ以上の続編は作らないのね。なるほど。
まとめ
18年ぶりに復活したマトリックスは、
やっぱりマトリックスでした。（イミフ）
要所要所、前作シーンを盛り込みながら新しい展開をもってきて
昔の記憶をばっちり思い出させる演出は、好みが分かれそうですが
よしーろ良かったです
1は、何度も観ているので覚えていますが2・3は、そこまで覚えていなかった
ので、再び観る事になりそうです。
この作品から初めてマトリックスを観る人は、置いてきぼり感を
くらうと思うのでしっかり予習してから観ましょう。
しかしながら、主人公が旧キャストのままって
何かいいですね。
年とってるの自分だけじゃなくて。
さて、もう一周するか。
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