映画「ザ・ロストシティ」パッケージが全てを表してる気がする（ネタバレあり感想）

オススメ度5/10（１０点満点）

超ざっくりストーリー

ロマンス作家のロレッタが昔亡き夫と共に執筆した「ザ・ロストシティ」を読んだ実業家フェアファックスに連れ去れて、それを知った仲の悪い小説の表紙の男アランが助けに行く話

キャスト/役名

サンドラ・ブロック（ロレッタ・セージ）/チャニング・テイタム（アラン・キャプリズン）/ダニエル・ラドクリフ（アビゲイル・フェアファックス）/ブラッド・ピット（ジャック・トレーナー）他

監督

アーロン・ニー/アダム・ニ―

時間

112分

感想

爆イケのブラピ

予告をチラっと見た時に、

と思って観てたら、
おお主人公がさらわれて助けを求められた、何か凄い奴の役。
還暦なのに相変わらず渋いぜ。

いつも通りの茶目っ気のある美味しい役どころで、
歳を感じさせないアクション（スタントかも）と
敵陣に一人でゴイゴイ進んてバッタバッタと敵を薙ぎ倒しながら行くところなんで、
出会った直後、ロレッタですらうっかりつぶやく「爆イケ」のまんま。

割りと厳重な警戒の中、あっさりロレッタ助け出し、

って所で、

あさっり退場。

え。マジか。今、何が起きた？
二度見することを請け合いです。

なんて贅沢なブラピの使い方。
調べたらブラピの「ブラッドドレイン」にサンドラカメオ出演してもらった
お返しだそうですが、めっちゃいいところで居なくなるんですよねぇぇぇ

つか、ブラピとサンドラの
現代版インディー・ジョーンズにした方がおもしろかったんじゃねぇ？

壮大なる大自然

どっか分からない孤島みたいなのが舞台。
たまたま「ゼルダの伝説　ティアーズオブキングダム」やってたので

と、思ってしまうぐらいの大自然と、それっぽい雰囲気の遺跡。

タイトルがロスト・シティ（失われた都市）なんだけど、ほぼ森。

主演達を襲うようなモンスターや動物は、ほぼ皆無。

追手以外のハラハラドキドキは無いです。

まあ、綺麗な自然はそれだけで素晴らしいです。
見応えはあり。逆に言うならそれ以外は…

観てる分では広いような印象なんですが、色んな所が若干

狭い気がする。
遺跡調査の所とか無人島化と思ったら村？がある所とか何か近い。

ストーリー？何の話ですか？

ロマンス小説作家が、亡くした夫と共同調査していた文明の本のせいで、
その文明のお宝目当ての金持ちに拉致られて、
それをあんまり好かれてはいない小説表紙のモデルが助けに行き、
様々な困難を乗り越えてハッピーエンドになる。

現場からは以上です。なストーリー。

悪くは無いし、つまらない訳でも無いんですが、ストーリーに起伏が無いんですよ。

ブラピの退場以外は。

それ以外が、笑っていいのか悪いのか良くわからないテンションで進んでくので判断が難しい。

そもそも、ロレッタのやたら派手な露出の高い衣装とか、必要性をまるで感じない。

ああいう服来てジャングルを彷徨うのが新しい！なんて1ミリも思わないし、

と、ツッコミを入れたなくなるヒルのシーンは、
大人版スタンド・バイ・ミーはこうだ！ってのをイメージしたのか、
そこまで笑いが取れるとは思わない。

敵陣から逃げて夜になったら案の定焚き火するんですが、
島が広すぎるのか誰も追ってこないので緊張感ゼロ。

そうかと思ったら、あっさり島の町にたどり着く始末。
そこで町の警察にあっさり頼ってしまう、二人の危機管理能力がゼロすぎる。

色々細かい所が気になって、

まとめ

基本的に頭空っぽにして
ポップコーンバリバリ食べる映画です。

キャスト、ロケーションは最高なんですが、いかんせんロマンスに振るのか、
冒険物に振るのか、はたまたコメディか、
決めていないような中途半端な映画になってますが、

ちょいちょいヒューマンドラマ的なセリフが入ってくるので、

と思っちゃいます。振り返ってみれば。

そして、ブラピファンはエンドロールまでしっかり観ましょう。

そこまで観れば、まあまあ楽しい映画です。

今日もいい映画、ごちそうさまでした！

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