オススメ度 5.5/10点満点
ストーリー
映画プロデューサーのマックスは、映画マニアの極悪ギャング、レジーから借りたお金で制作した
「尼さんが殺し屋」を上映したものの、周囲の反発まねいて大コケ。
その借金返済の為、ある計画を思いつく。
計画達成をするために落ちぶれた俳優デュークモンタナを老人ホームからなんとか連れ出し映画製作を開始。
レジーからの借金催促をかわしながら、借金返済計画の罠をしかけるも上手くいかず。
そんな中、予想に反して映画製作も順調に進んでいく。
果たしてマックスは借金返済はできるのか？映画「西部の老銃士」は完成することが出来るのか？
キャスト（役名）
ロバートデニーロ（マックス·バーバー）、トミー・リー・ジョーンズ（デューク·モンタナ）、
モーガン・フリーマン（レジー·フォンティン）他
監督
ジョージ・ギャロ
感想
出オチのデ・ニーロ
オープニングから、デ・ニーロの姿がまさに1970代丸出しと言うか、1970ってこんな感じだろ?
文句あるか？
って言わんばかりのキャラ設定と衣装。
あまりにも似合いすぎて、面白すぎる
あの髪型とあのメガネだけでぜんぶもってくデ・ニーロは流石です
インチキクサイ映画プロデューサー役が、ここまで似合う俳優は他に居ないじゃないかって
思うぐらい役にピッタリ。
ロバートデニーロの、演技力がなせる技なのか、
「デ・ニーロの役者人生でハリウッドではそんなプロデューサーばっか」だったのかは謎ですが。
しぶといジイさんズ。
元俳優役のトミー・リー・ジョーンズ。
デ・ニーロの借金を解決する為のワナにやたらめったらハメられますが、
ことごとく復活する姿はまるで不死鳥。笑い無しでは見れません。
馬にのって炎を飛び越えるシーンでは何度も撮り直し、危ない目に合わせようとしますが不発。
吊り橋がわざと切れるように仕掛けるも、「ありえないぐらい長いロープ」で奇跡の神業っぽい
アクションで何とかするとか
序盤のやさぐれぶりからは、想像出来ないタフネスぶり。
その反動でデ・ニーロもとばっちり食って、馬に蹴られ、バスが爆発しても多少病院行くだけですぐに復活。
なんだろう。このジイさん達
タフにもほどがある!!!
え？モーガン・フリーマンの話は？
特にタフな話はありませんが、相変わらず芸達者というか、「善人役でも悪人役でも違和感無い」のは流石です。
まとめ
半分見れば、なんとなくオチが分かるが（超失礼。てか、予告だけでも何となく）
何だか勇気を貰えるそんな映画でした
やはり出演者に興味が無ければ、全く観なかった可能性は否定できません。
絵面的にも爺さんばっかなので、作中の新しく起用する事になった映画監督は
流石に若い女性を起用したのもうなずけます。
全くどうでも良い話になりますが、この映画本編よりデ・ニーロが最初にプロデュースした
「尼さんは殺し屋」の方が、すげぇおもろしろそうで気になります。
よしーろエンドロールは見逃し厳禁！
あと「パラダイス」って一体どんな脚本だったのか？
この映画はこんな方にオススメです。
- 最近元気の無い方
- 自分の歳の取り方に不安がある方
- ポジティブに生きたい方
- トミー・リー・ジョーンズをサントリーのボスのCMしか見たことない方
今日もいい映画、ごちそうさまでした！
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