映画「バトルフロント」全く前情報無くても、誰の脚本か何となくわかる。(ネタバレあり感想)

オススメ度　6.5/10（10点満点）

ストーリー

キャスト（役名）

ジェイソン・ステイサム（フィル・ブローカー）、ジェームズ・フランコ（ゲイター・ボーダイン）、ウィノナ・ライダー（シェリル・モットー、）ケイト・ボスワース（キャシー・ボーダイン）

監督

ゲイリー・フレダー

良かったところ

・ジェイソン・ステイサムは最高です。

好きな俳優さんだけど、何か「DVDとかで同じようなパッケージが多くて（超失礼）」、「あれ？これ見たっけな？」とか思って、不安になるので全部は見れてませんが、大好きです。

もちろん今回もアクション爆発。いつも通りと言ってはそうですが、珍しいところでは「父親役」。

娘を思う気持ちを、「超絶アクションで体現します。」

冒頭の一件から、亡き奥さんの希望の地に引っ越しますが、閉鎖的な街で娘の小学校にもテンプレートな悪ガキがおり、娘が絡まれます。

そこは、ジェイソンの娘。もちろん護身術を叩き込まれており、あっさり返り討ち。

もちろんいかなる原因があろうとも暴力はいけません。もれなく悪ガキの親が学校に乗り込んできます。そしてジェイソンも学校に呼ばれます。

そしてその悪ガキの母親。

何と、自分は文句だけ喚き散らすだけで、旦那をジェイソンにけしかけます。そこでジェイソンは娘に見せたくないので、娘を車に乗るように促し、話し合いをしようとしますが、旦那が襲い掛かってきます。その後。

「鍛え抜かれた体術で旦那をあっさり取り押さえます。」ええ。やりすぎです。

が、このやりすぎ感がジェイソン・ステイサムですｗｗｗ

素直な伏線が気持ちいい。

1. ジェイソンが敵のアジトに罠をしかける
2. 敵が帰ってくるも罠にかからない
3. 娘が敵にさらわれる
4. 敵がアジトへ娘を連れて向かう
5. 敵のアジトで一悶着ある
6. そこへ向かうジェイソン
7. アジト大爆発。

ええ。ハラハラさせていただきました。

予想どおりの気持ち良さ。なんのひねりもありません。ど直球ですｗｗｗ

また、敵に家に攻められて娘を隠すジェイソン。どうみてもすぐつかまりそうな玄関の階段下みたいな所にって、その時点でどうかと思うけど、シンプルにドキドキします。

隠れてるんだけど、外から見えなくもない、さらに敵がその辺をウロウロしている状況。

わかりやすい演出って映画には必票不可欠なんだと実感。

気になるところ

敵が言われるほど、ヤバイ奴じゃない。

さらわれた娘の猫は一体どこへ行ったのか？と思ったら、しっかりエサまで与えて飼われてるところや、

最後の対決でもなるべく娘は見るなっ！的な感じで、意外に良いやつみたいなシーンがあり。

噂では敵のボスと警察とグルみたいな話があるが？

そこまでグルな描写がないような。むしろパトロール中らしい警官にばったりあったボスのゲイター。

警官の飲み物に「サービス」とばかりに酒を入れるが、警官がこっそりお酒を捨てるシーンがある。おやおや。どうした？

ジェイソンの家、セキュリティ意識なさ過ぎ。

元潜入捜査官なのに、何故不用心？
娘にWi-Fi希望されるぐらいハイテク機器（古）が、何もない家ってどうなん？
元国家組織に居たなら「エネミー・オブ・アメリカ」のジーン・ハックマンみたいに、身を守るためにセキュリティ貼りまくりが普通では？
挙げ句の果てに、ちょっとそこまで。な感じで娘と二人で馬でお散歩。しかし、家に鍵かけて無ぇ！

敵のボスが単身乗り込んで家捜ししまくりで身バレする。って油断するにもほどがあるでしょ…。

まとめ

何か全体的に話の作りがしっかりしてるのと、感覚的に昔よく見た映画みたいなストーリー展開だな。と思ったら

制作・脚本「シルベスター・スタローン」でしたwww

頭の中でジェイソンをスタローンに置き換えても全く違和感ありません。

それぐらい「スタローンが主演する気マンマンだった」のでしょう。

何故、変わったのかまでは知りませんが。

この映画は、こんな人にオススメです。

• 落ち着いた大人のアクション映画が見たい方
• 父と娘の話が好きな方
• ジェイソンスティムソンが好きな方
• なんかスタローン映画が見たいけど、昔の映画は見すぎて覚えてる方

割りとシンプルな構成で、ストーリーとしては特にヒネリなどもありませんが、
脚本がいい映画って、見てて安心感があって良いですね。

「例え、ヤバい！ヤバい！と言われている敵のボスより、実はその妹の方が色んな意味でヤバくても。」

今回もいい映画、ごちそうさまでした！

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