映画「アリータ:バトル・エンジェル」漫画読んでみたい。（ネタバレあり感想）

オススメ度5.5/10（１０点満点）

ストーリー

地球と火星連邦共和国との間で起こった没落戦争（ザ・フォール）から300年。

空中都市「ザレム」とザレムからの廃棄物が積み上がる地上のくず鉄町「アイアンシティ」。

そこに暮らしてる医師イドは、くず鉄の山から300年前の少女のサイボーグを発見し、修復を試みる。
イドによってアリータと名前をつけられたそのサイボーグは、イドの手伝いをする少年ヒューゴに
知り合い、街を知り様々な事を覚えていく。

そんな中、街では不穏な事件が多発。毎晩密かに出かけるイドが気になりある日尾行を決意したアリータ。
その結果、イドが自分の医院を経営する資金のため、賞金稼ぎであることを知る。

そしてイドを襲った賞金首との戦闘中、アリータは過去の記憶を垣間見る。

果たして、自分はいったい何物なのか？

記憶を蘇らせようとするアリータに、周囲の様々な思惑が交差し、物語は進んでいく。

キャスト/役名

ローサ・サラザール（アリータ）/クリストフ・ヴァルツ（ダイソン・イド）/ジェニファー・コネリー（チレン）/マハーシャラ・アリ（ベクター）/エド・スクライン（ザパン）/キーアン・ジョンソン（ヒューゴ）/他

原作/監督

木城ゆきと「銃夢」/ロバート・ロドリゲス

時間

122分

感想

えげつない作り込み

さすがジェームス・キャメロン製作だからか、背景や備品等の作り込みが半端ない。

モブにも抜かりなし!!!って、こだわりがひしひしと画面から伝わります。

そして街並み。臨場感ありすぎで本当に素晴らしい。

しかし上の空中都市「ザレム」の描写が無かった気がすることが、やや残念。

地上の住人たちが、やたら目指しているけどそんなにいい所なのか全く不明。

あれ？見落としたのかな？

どうでも良いけど、ヒューゴが乗ってる1輪のバイクはカッコイイと思うけど、

違和感のない共演

主人公のアリータの目はCGIなんですけど、最初は

って思ってみてましたが、
途中から慣れて全く違和感が無くなるのがすごい。

監督はロバート・ロドリゲスなんですが、

って思ってましたが、描写としてはそこまでグロくなってないので良かった。
キャラがサイボーグだから助かっている気がしないでもないけど。

それともジェームス・キャメロンに止められたのかは、未確認。

しかしアクションシーンのキレは流石で、
動きもあえて人間ではなくサイボーグっぽい味付けしてるみたいで良かったです。

しかしながら、どいつもこいつもよく動く（笑）
カマキリみたいなのは、ぶっちゃけ気持ち悪。

そんなロバート・ロドリゲスの熱いアクションは、「賞金稼ぎのたまり場乱闘」と

「モーターボール」シーンで、いかんなく発揮されるのが最高です。

続きは？

内容的にはよくある話で特にひねった話でなく安定感があります。
ストーリーも良くまとまって「キャメロンうまいな。」って思いましたが、最後

みたいな感じなので、消化不良といえば、そう言えます。

なんかスッキリしない。

今現在続きの話は聞こえてこず。聞こえて来たのは「アバター」の続編、
「アバター：ウェイ・オブ・ウォーター」（2022.07現在）なので、
やるなら当分先ですかね……

まとめ

CGがメインの映画ですが、思ったより人物関係の入り組んだ話が深かったりして、
見応えある映画でした。

その割に敵方の設定が見えてこないのは、尺が足りないのか、

せいだと思ってます。

この映画はこんな方にオススメです。

• CGでもいいから、スカッとするアクションが観たい方
• 90年代SFが好きな方
• どんでん返しな映画が嫌いな方
• ジェームス・キャメロンとロバート・ロドリゲスを足して割って２みたいな映画が観たい方（そのまんま）

今日もいい映画、ごちそうさまでした！

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