映画「ジュラシック・ワールド/炎の王国」デカい恐竜は良い（ネタバレあり感想）

オススメ度　5/10（10点満点）

超ざっくりストーリー

前作「ジュラシックワールド」で生き残った恐竜たち。今後人類とどう共存していくのかを模索中に、
恐竜たちを安全な島へ移動して管理しようとする人物が現れる。
が、実は嘘でそいつらに捕まった恐竜を何とかしようとする話。

キャスト/役名

クリス・プラット（オーウェン・グレイディ）/ブライス・ダラス・ハワード（クレア・ディアリング）/ジャスティス・スミス（フランクリン・ウエブ）/ダニエラ・ピネダ（ジア・ロドリゲス）/ジェームズ・クロムウェル（ベンジャミン・ロックウッド）/レイフ・スポール（イーライ・ミルズ）/イザベラ・サーモン（メイジ―・ロックウッド）他

監督

J・A・バヨナ

時間

128分

感想

やっぱり恐竜はデカい方が楽しい。

ハリウッド映画のつかみは、やっぱり素晴らしい。

冒頭、海に沈んだ恐竜の骨を持ち出す為、潜水艦で探索している訳アリっぽい窃盗集団。

潜水艦で骨を切り出して帰るところで、やっぱりくる「超デカい海の恐竜」。

分かっていながら、この怖さが楽しめます。

そんでもって地上部隊の方でも、雨が土砂降って、潜水艦から「連絡来ない！来ない！」言ってると、

もちろんその後ろに割とデカめの恐竜が。

って、分かっていながら絶対「来るぞ！来るぞ！」って感じが、怖くて超楽しい。

何とか逃げ切って、ヘリのハシゴを上げようとした瞬間、

ド定番！恐怖のフルコースが楽しすぎる冒頭でした。

個人的恐怖演出ピークは、冒頭で終了。

以降は、怖い演出がそんなに怖くなかったのが、やや残念です。

いやーあるですけど、恐竜のサイズがやや小ぶりになったので、冒頭ほど盛り上がらないんですよ。

ボス的インドラプトルは、暴れん坊的怖さはあるものの、さほど大きく無いので。

生物兵器みたいな感じでしたが、ブルー（前作のメイン恐竜）が普通闘ってるので、

って感じです。

恐竜が悪者成敗？

前作からの、引き続き登場の「クレア」。彼女が絡むとロクな事がないような気がするが、
今回はあっさり罠にはめられて、その後は特に無し。

前作は、マジで最悪な人だった気がするんですが、今作は逆に影が薄くてもったいない。

もっと周囲を巻き込んで、恐竜以外でハラハラしたかった。

最終的に、恐竜を隔離せずに全世界に解放する事になった直後。施設から恐竜たちの大脱走。

そこで逃げようとしていた悪い奴の一人は、プテラノドンに食われ、主犯格のイーライ・ミルズは
解放されたTレックスに食べられ、持ち出した骨も踏まれて粉砕し、一件落着。

しかし気になる事が。

プテラノドン、食った一匹の他にもいっぱい飛んでたよね？他のプテラノドンもお腹すいてるなら

何故かイーライ・ミルズは、一度難を逃れたと思ったら、それ以上の最悪パターンでの最後。
悪いことするやつには見せしめが必要ってのが裏テーマ？

まとめ

ストーリー的には、「おいおい、本当に大丈夫か？」ってツッコミどころは目につくものの、
（噴火した島からトラックぶっ飛ばして逃げて、敵の船に乗り込むが敵全員スルーとか。）
最新で描かれる恐竜たちは一見の価値はある映画です。

実際は「復活させた恐竜と人間との共存をどうするのか。」みたいな深いテーマなんだと思うけど、
そこまで感情移入が出来なかったのが、残念。

終盤の舞台が屋敷でなくて、オープンスペースでデカい恐竜だったら
「個人的には、もっとイケる映画」だったと思います。

ストーリ―的には最終章へのつなぎのような印象で、ややあっさりとしている感じですが、
テンポが良くて割と楽しめて良かったです。

途中出てきて輸血用に血を抜いたTレックスって、ひょっとして前作の…？

今日もいい映画、ごちそうさまでした！

こんな方にオススメです。

• とにかくデカい恐竜が見たい方
• 多少ストーリーがイケてなくても楽しめる方
• シリーズものに手を出したら、全部見るのが正義の方

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