映画「ドクターストレンジ」何これ。面白すぎる。（ネタバレあり感想）

2022-05-192023-06-10

リンク

オススメ度8.8/10（10点満点）

上がる

ドクターストレンジの事をほとんど知らないけど、面白かった!!!

ストーリー

ニューヨークで働く凄腕外科医、スティーブン・ストレンジ。ある日運転中の電話が原因で事故をおこしてしまう。
その結果、両手は外科医として再起不能な怪我を追ってしまった。様々な治療をするものの治すことが出来ず、
とある人物が治ったと言われるカトマンズの修行場カマー・タージに訪れる。

そこで、謎の力を操るエンシャント、ワンと出合い、両手を治すために弟子入りする。

修行の末、魔術師として成長したストレンジ。そんな彼の前に、闇の魔術師カエシリウスが現れ、
人類の存亡をかけた戦いが幕を上げる。

キャスト（役名）

ベネディクト・カンバーバッチ（ドクター・ストレンジ）/キウェテル・イジョフォー（モルド）/
レイチェル・マクアダムス(クリスティーン・パーマー)/マッツ・ミケルセン（カエシリウス）他

監督

ストコット・デリクソン

感想

映像にビンタされる快感

ストーリー、キャラ、も素晴らしいですが、一番は圧倒的映像ビジュアル。

重力を無視した変幻自在の映像マジックに、いい意味でドン引き。

映像にビンタされたように、ガツンとやられます。
空間は鏡のようにヒビ割れるは、道路はキレイに切断されるは、ビルはグニャグニャするは、
真っ二つになってしなるは、同じ所を重力無視で上下で走るは、

きらーん！

人間の空想出来るアイデアを具現化してみたけど、どうよ？

って聞こえてくるぐらい半端ない映像で本気でビビる。
あまりに激しすぎて脳内が追いつかない。見終わった後、目に見える世界が変わる気がする。

そして、何だか壁を走れる気がする。

現実と魔術の間

現実世界の俺様お医者からスタートし、いざ魔術の世界へようこそ。
の流れですが途中で現実に引き戻させるかのような、笑いのネタが最高。

魔術っぽい世界でメモを渡されて、なにかの呪文かとおもったら「Wi-Fiのパスだ。」とか、
魔術の世界で怪我してヤバい時に、現実の世界に戻って手術を頼んで大人しくしてるかと思ったら、
アストラル体になって（幽体離脱）「手術を指導する」とか、やりたい放題。

その後も追ってきた敵幽霊とのスタンドバトル？も爆笑。
決して笑うシーンでは無いですが、いきなりだったので面白かった。

そんなに魂抜けてたら

本体やばくね？

と思ったら、寝ている設定？

そんなアストラル体ですが、壁に抜ける抜けないの設定がイマイチわかりません。（たまに何かにぶつかる）
彼らを見えないクリスチィーナは現実世界の代表として、非常にいいリアクションします。

もう、ジョジョしか思い浮かばない

様々な魔術で、「時を戻したり、壊れた物も修復出来たり、永遠に時を繰り返したり」あれっ？
これってジョジョのスタンド能力と同じじゃねえ？

特にラスボス、ドルマムゥ戦で行われる、永遠に時を繰り返す「ゴールドエクスペリエンス　レクイエム」は
形は違えどジョルノVSディアブロを思い出せずにはいられません。

真実二到達スルコトハ決シテナイ！

しかし、ドルマムゥ。結果としてストレンジの取引飲んでしまうのが、何か可愛くていいです。
あんなに得体の知れない感じで、デカいのに

お、おう。

あ。世界を支配する闇の存在みたいなのに、一人間との取引応じるんだ

実は話せばわかる奴？ですか。

これが…せい…いっぱい…です

酷く傲慢で、成功する手術しか受けないことで自身の名声を獲得していたドクターストレンジ。
その傲慢さ故に車で、事故を起こして自慢の両手が使えなくなり、自身が学んでいた西洋外科では治すことができず、
最後にすがった場所が魔術の世界。
今まで自分の為にしか生きてこなかった男が最後には世界の人の為に力を尽くす。

そんな熱い男の手首に巻かれた、壊れて動かない時計。